しばらく途切れていましたが、、
みなさまからの有形無形の応援のおかげで、7月15日無事帰国致しました。
ありがとうございました。
結局、お腹を壊してナイロビに戻ってからは、S先生ご夫妻の手厚い看護により体調は順調に回復。
1週間でDadaabに帰還。
残り2週間の任務を全うすることが出来ました。
この最後の2週間はドイツ人とイタリア人スタッフがそれぞれ1名ずづ加わったことで、幹部刷新。新しいメンバーでいろいろなアイディアを出し合い実行して行こう!とやる気が急上昇でとても良いムードになってきていました。
私も最後なのでわがままを言わせてもらい、小児科ばかりにはり付いて疲弊していくのではなくて、キャンプを訪問したり他の部署に出かけて行って見学したり、場所を変えることでやる気を出して過ごしました。
これまで、現地スタッフと食べていた3度の食事はどうしてもどうしてもお腹が受け付けなくなり、外国人テーブルでジャガイモやニンジンなどの”高級食材”を使ったご飯を食べることになったことが、自分的には「負け」のような悔しい気持ちがしました。
でも今回の派遣では、「無理せず、燃え尽きず、目標を見失わずにとにかく続ける」ということが大事だなーということを学びました。
特に極端に異なる文化の厳しい環境で生活する時は、多少自分勝手に思われようと自分にとって快適な環境を作って、生活するうえで無理をしないこと。不要なストレスを自分に与えないこと。その分のエネルギーを十分に仕事に注いで長期戦でやっていくことの大切さを身にしみて感じました。
今は日本での仕事に復帰し、先輩に後輩に助けてもらいながら教えてもらいながら、毎日右往左往しています。
あまりの生活の違いに、「これまでアフリカで見て来たものはいったいなんだったんだろう?」と自分でも分からなくなってしまい、いったい自分がどこに所属しているのかさえ分からないような状態ですが、いずれいろんなことが消化されればすべてのことが形をもって一つの方向性を示してくれるのでは、と期待しています。
とにかく今は今日一日の仕事のことだけを考えて、頑張ろうと思います。
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